防犯カメラのセキュリティ
防犯カメラ、監視カメラ、ネットワークカメラなど、最近のカメラは外出していてもスマホで画像が確認できるものが多々あります。
便利な反面、第三者にその画像を盗み見されてしまうリスクがあります。
防犯カメラ、監視カメラ、ネットワークカメラなど、外出先でもスマホで気軽に画像が確認できます。
便利さと、セキュリティは、相反関係なので、便利さを追求するとセキュリティが緩くなってしまいます。
外部から画像が確認できる機能はとても便利ですが、遠隔でカメラを確認する際にはIDとパスワードが必要ですが、そのIDやパスワードの共有は必要最小限度のメンバーにしましょう。
多い事例として、
退職者や関係者がIDとパスワードを知ったことで、不在の時間やセキュリティの甘い時間などを特定し犯罪行為やイタズラをすることがあります。
カメラの画像を悪意のある人が見ると、どこが映っていて、どこが死角なのかがバレてしまいます。
※カメラの抑止効果は、「撮影されている」ことで「映ってるかもしれない」と思うことで抑止効果が生まれます。
せっかくカメラがあっても「映ってない」と思われることで抑止効果を失います。
外出先から見ることが出来ないカメラの画像であっても、安全ではありません。
①レコーダー自体を盗まれる物理的な危険
②レコーダーにLANケーブルが刺さっていることによるデジタル的なハッキング
など。
①レコーダー自体を盗まれる
モニターやカメラは防犯意識を高めるために「見えるところ」「目立つところ」に設置するのが基本です。
逆にレコーダー自体は、扉がある室内や、ラックなど、触れるまでに1~2段階の障壁があることが望ましいです。
②レコーダーをネットワークからハッキングされる
外出先から見る必要がないのであれば、そもそもインターネット環境に置かないことが一番の対策です。
設定やメンテナンスが目的でインターネット環境に置かなければならないときは、機器のパスワードを初期から変更し推測されにくいパスワードすることや、UTMなどインターネットセキュリティを設置するなどして、インターネットの脅威から守る必要があります。
実際、世界中のいろんなカメラの画像を見ることができる闇サイトも多数あります。
安心や安全のための防犯カメラ、監視カメラ、ネットワークカメラが、私たちの安心や安全を脅かすことがないように、インターネットセキュリティーを強化することをお勧めします。
便利とセキュリティのバランスをとって、安全や安心を手に入れましょう。